安東チムタク(韓国風鶏の蒸し煮)のレシピ

先々週のお料理教室で習ってきたレシピです。『チムタク』とは直訳すれば『チム=蒸す』『タク=鶏』となるのですが、韓国での『蒸す』という調理法は日本で言うところの『煮る』に相当するものも含まれたりして、まさにこの料理がそうです。
お料理の先生は「安東式チムタクは色がより黒い方がおいしそうに見えるのよ~」などとおっしゃっていて隠し味に『カラメルソース』を使っていました。が、入れなくてもOKです。(と私が勝手に断言する。。)
分量はほとんど習ってきたそのままですが、鶏の下ごしらえや焼き方は義母の作り方の方が油っぽくなくておいしいのでそちらの方を載せました。義母はコーラを入れて煮たりしています。
【材料】(3~4人分)
骨付き鶏肉(水炊き用)…800g
人参…2分の1本
玉ねぎ…2分の1個
長ねぎ…2本
じゃがいも…2個
ほうれん草…50g
しいたけ…3枚
えのき茸・・・30g
鷹の爪…1本
タンミョン(韓国春雨)
A:鶏肉下味用
生姜の絞り汁…小さじ2
料理酒…小さじ2
塩…2つまみ
こしょう…適量
B:味付け薬念(ヤンニョム)
醤油…50cc
黒砂糖…小さじ4
にんにく(みじん切り)…小さじ2
ごま油・・・小さじ1
料理酒…小さじ2
水…400cc
【作り方】
1. 鶏肉は余分な血合いを洗い流して水気を拭き、Aを揉みこんで下味をつけて30分ほどおいておく。
タンミョン(韓国春雨)はたっぷりのお湯でさっと茹でておく。(芯が若干残るくらいがちょうど良いです)
2.人参・じゃがいもは食べやすい大きさの乱切りに(面取りは↓の写真を参照)、玉ねぎは繊維にそって5mm~7mmくらいの厚さの輪切り、長ねぎは斜め切りにする。しいたけは4等分くらいの食べやすい大きさに切る。ほうれん草はお湯でさっと茹でて冷水にとり、水気をしっかり絞っておく。


3:深さのあるフライパン又は鍋に鶏肉の皮の面を下にして並べて火を入れる。(中火)鶏の水分と脂肪分が出てきて白っぽくなってきたら裏返してさらに焼く。
4:鶏肉全体が白っぽくなって火が回ったら(中まで完全に火が通っていなくて良いです)、人参・じゃがいも・玉ねぎの順に入れて強火で炒め、油が回ったらBのヤンニョムと鷹の爪を入れて沸騰したら中火に落としてクッキングシートなどで落しふたをして野菜が柔らかくなるまで10分くらい煮る。
5:残りのしいたけ・長ねぎ・ほうれん草・タンミョン(韓国春雨)・えのき茸を入れて、ひと煮立ちさせて出来上がり♪

今日はほうれん草を入れましたが、手に入ればエホバク(韓国かぼちゃ)を入れると見た目も味もより本格的でおいしいです。
辛さがもっと欲しい場合は、青唐辛子やししとうと入れてください。
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| おかず系 | 21:20 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑